Q.インビザラインのマウスピースは発音しにくくなりますか?

 

A.大きな発音障害が生じることはありません

矯正治療は、大きな異物をお口の中に設置しなければならないため、しゃべりにくくなることを不安に感じている人も少なくありません。実際、金属製のワイヤーとブラケットを歯列に装着するワイヤー矯正では、しゃべりにくさを感じる場面も多くなりますが、徐々に慣れてくるため、それほど心配する必要はありません。

ましてや、厚みが0.5mm程度のマウスピース型矯正装置を装着するインビザラインともなると、違和感や異物感が極めて小さいため、発音障害が生じるケースもほとんどありません。インビザラインのマウスピースであるアライナーは、患者さまそれぞれの歯列にフィットするように製作されます。装着しても周囲に気付かれないほどなので、発音のしにくさを感じることも稀といえるでしょう。

とはいえ、薄型のマウスピースであっても、異物であることに変わりはありませんので、人によっては“しゃべりにくい”と感じる場合もあります。とくに治療を開始した当初は、多くの人が違和感や異物感に不安を覚えることでしょう。けれども、そうした感覚は、1週間もすれば消えていくものです。ちなみに、矯正に伴う発音障害のリスクは、インビザラインが最も小さいといえます。その点においてもマウスピース型矯正装置であるインビザラインは、多くの人に推奨できる矯正法といえるのです。

札幌インプラントクリニック