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Q.インビザラインによる矯正治療では痛みを伴いますか？

A.施術に伴う痛みには個人差があります

矯正治療には、少なからず痛みや不快感を伴います。いわゆるワイヤー矯正は、比較的強い力で歯を移動させるため、施術に伴う痛みも強くなっています。一方、マウスピース型矯正装置であるインビザラインは、比較的弱い力で確実に歯を移動させることから、施術に伴う痛みも弱くなっています。

ただし、痛みというのは個人差が大きく、インビザラインでも強い痛みを感じる人はいらっしゃいます。逆に、痛みをほとんど感じない方もいらっしゃいますので、あくまでケースバイケースといえます。とはいえ、虫歯治療のような鋭い痛み、我慢できないような痛みが生じることはまずありません。

インビザライン治療に伴う痛みというのは、鋭い痛みではなく、歯を引っ張られるような感覚です。矯正装置によって歯を人為的に移動する処置なので、そうした感覚は少なからず生じてしまうものです。ただ、新しいマウスピースを装着した直後が最も違和感が生じやすく、それ以降は徐々に気にならなくなります。

また、ワイヤー矯正のようにブラケットやワイヤーが歯茎になどに当たって痛い、といったトラブルは、インビザラインで起こり得ません。インビザラインのマウスピースは、特別な樹脂で作られており、歯列の沿った形状をしています。口腔粘膜に与える悪影響も最小限に抑えられます。