Q.インビザラインの治療中に注意すべきことはありますか?

 

A.いくつか注意点があります

インビザラインは、マウスピース型矯正装置であり、一般的なワイヤー矯正とは異なる点が多々あります。まず、インビザラインは着脱式の装置であることから、患者さまご自身で自由に取り外しが可能です。そのため、1日の装着時間を確保できるかどうかは、患者さまの意思に委ねられています。

インビザラインでは、少なくとも1日に20時間以上の装着が推奨されていますが、それを下回るようなことがあると、矯正の治療計画に狂いが生じてしまいます。マウスピースの装着時間は厳密に管理するようにしましょう。

食事と歯磨きに関しては、必ず装置を外さなければなりません。マウスピースをつけたまま食事をすると、マウスピースが壊れてしまいます。また、歯磨きの際にはお口の中だけでなく、マウスピースもしっかり洗浄する必要があります。一見すると汚れていないように見えるマウスピースでも、表面には唾液と共に無数の細菌が付着しています。お手入れせずにそのまま使い続けると、虫歯や歯周病のリスクが上昇します。

マウスピースの交換頻度も厳密に守る必要があります。インビザラインのマウスピースは2週間に1回程度の頻度で患者さまご自身が交換することになります。そのタイミングを誤ると、矯正治療に支障が生じるため注意が必要です。矯正医の指示通りに取り扱いましょう。

 

札幌インプラントクリニック